全米が注目する経済発展が続くオースティンのおすすめ観光スポット
出典:TripAdvisor
テキサス州オースティン
テキサス州はアメリカ南部に位置し、面積においてはアラスカについで2位の広さをもつとても大きい州です。(日本の総面積の約2倍)人口はカリフォルニア州に次いでこちらも2番目です。
そんなテキサス州において今全米でも注目が集まり、経済発展著しいのが「オースティン」です。テキサス州には他にはヒューストン、サンアントニオ、ダラスという大きな街があり、どの街もより人口が多く、オースティンは第4の都市と言われていました。
しかしながらテキサス州の州都であるオースティンはここカリフォルニアのシリコンバレーに次いで、IT産業をはじめナノテクノロジー,バイオテクノロジー等の大手企業やスタートアップ企業が次々と移設・誕生している街として発展しています。
その理由は様々にあると言われていますが、その背景にシリコンバレー周辺の過当競争、物価高騰による次の発展都市の模索があるなかで、
2、全米有数の規模を誇るテキサス大学オースティン校があり、産学連携が盛んであり、また有望な学生が多い。
3、テキサス州は保守的なイメージが強いが、オースティンは他の都市に比べるとリベラルな気質があるといわれている。
以上のようにビジネス的に有利な条件が揃っている背景もあるなかで実際に多くの有名企業がここ数年でオースティンに拠点を置くような動きが活発です。
DELL、サムスン、IBM、Amazon、AT & T、APPLE、等の名だたる有名企業の名前を見ればその注目度が伺えると思います。
音楽をやっている方であればオースティンといえば「音楽の街」というイメージが強いと思います。ブルース、カントリーミュージック等のライブミュージッックが盛んな街で有名で今でも大きなミュージックフェスティバルが毎年開かれています。
音楽イベントから始まったSXSW(サウスバイサウスウェスト)は、コンテンツ分野(映像、ミュージック、マンガ、ゲーム等)にもフェスティバルの範囲が広がり、全米を代表するフェスティバルに成長しているほどです。
過去にはここからTwitterやAirbnbが賞を受賞し、成長していった経緯もあるため、非常に注目度の高いフェスティバルです。
テキサス=南部(古き良きアメリカ)の部分を残しつつ、リベラルな雰囲気の元さまざまなアイディアやサービスを受け入れて生き成長している注目の街、テキサス州オースティンのおすすめの観光スポットをご紹介します。
オースティンへのアクセス
【テキサス州内での車の移動】
テキサス州の他の主要都市(ダラス、ヒューストン、サンアントニオ)からはちょうど中間地点にあり、1週間程度の滞在であれば是非他の都市も観光することをおすすめします。各都市への車での移動時間は地図を参考に旅行のプランを立ててみてください。
【日本からの飛行機でのアクセス】
日本の空港〜オースティンバーグストロム空港(AUS)への直行便は今現在就航していません。
日本からのアクセスの場合、他の都市を経由します。
2.ロサンゼルス経由
3.ダラス経由
4.デンバー経由
5.シカゴ経由
となり、いずれも最低でも13時間以上の移動時間となります。唯一州内ではヒューストンには直行便がでていますので、ヒューストンでレンタカーを借りてテキサス州内を観光するのがおすすめです。
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経由便:1、成田(NRT)〜オースティン(AUS)/2、大阪(KIX)〜オースティン(AUS)
直行便:1、成田(NRT)〜ヒューストン(IAH)
オースティン観光では外せないおすすめの観光ポイント
1.テキサス州議事堂
出典:TripAdvisor
1888年に建てられた州会議事堂は、全50州で1番の床面積を誇り、非常に見応えがある観光スポットです。テキサス州は「メキシコの州」「テキサス共和国」であったこともあり、他州とは違った歴史・経緯をもち、それらにちなんだ絵画やモニュメント等がこの議事堂に散りばめられているため、博物館的な要素も含んだ建物です。
会議場はもちろん、ドーム内の「ひとつ星(ローンスター)」、9ヘクタールの敷地内には美しく手入れのさらた中庭があり、見応えたっぷりです。館内を周っているいるといたるところに「TEXAS」の文字と「ローンスター」を発見することができ、いかにテキサスの人(Texan)が、州に対しての愛情・愛着・誇りをもっているかが視覚的に入り込んできます(笑)。
館内は無料で見学(約45分ごとに無料のツアーも有り)することができますが、入り口にでセキュリティチェックがあります。また近くの駐車場は2時間まで無料!と太っ腹なテキサン!
所要時間:1〜2時間
料金:無料(駐車場も2時間まで無料)
URL:https://tspb.texas.gov
周辺観光スポット:ドリステルホテル、6thストリート、バートンスプリングプール
2.ドリスキルホテル(The Driskill Hotel)
出典:TripAdvisor
1886年に建てられた歴史建造物でもある建物は今もホテルとして利用されていて、もちろん宿泊することもできます。ヨーロッパ調の豪華な建物は宿泊をしなくても見学をする価値があるのでぜひ訪れてほしい場所の一つ。
シャンデリア、天井装飾、絵画、調度品、どれをみても豪華でありながらなぜか落ち着く雰囲気があり風格を感じることができます。また、幽霊の目撃情報が絶えない場所としても有名。その昔上院議員の4歳の娘が階段から転落死したり、奇妙な事件が続きました。。。ので、それに興味がある方にもおすすめ。
軽食をとる場所もありますので、歩き疲れたら素敵な雰囲気の中でお食事なんていうのもありです。
URL:https://thedriskill.hyatt.com/en/hotel/dining/the-driskill-bar.html
その他周辺観光ポイント:6thストリート、州会議事堂、Antone’s,Elysium
3.バートンスプリングプール(Burton Springs Pool)
出典:TripAdvisor
ダウンタウンからコロラド川を渡ると西側に自然あふれる公園があり、市民の憩いの場として週末は多くの人で賑わいます。その中に天然の川を利用したプールがあります。発想がなんともアメリカ人らしいというか、上手に自然の景観を壊さずにプールをつくったな!というか。なかなか日本人にはできない発想でできたプールです。
子供から大人まで、真夏の時期には一緒になって水遊びを楽しみます。4ドルの入場料を払えば誰でも利用することができます。木曜日は清掃日なので気をつけましょう!水着をもってでかけよう!ミニチュア列車で公園内をまわることもできるので子ども連れにはもってこいです!
営業時間:朝5時〜夜10時(朝8時〜夜8時までが監視員のいる時間でその他は自己責任でお遊びください)、木曜は清掃日なので要注意。
料金:4ドル
URL:http://austintexas.gov/department/barton-springs-pool
周辺観光ポイント:ダウンタウン地区州会議事堂、6thストリート、ドリスキルホテル
4.コングレスアベニュ―橋(The Congress Avenue Bridge)
出典:TripAdvisor
ダウンタウンから南方面に向かう橋は、日中はコロラド川とダウンタウンの街並みを眺めることができる橋があります。この橋の周辺はオースティンでも一躍有名になった絶好の「コウモリスポット」。
4月〜10月(ベストは8月)の間、夜7時半〜8時くらいまでの間に、100万匹と言われてるコウモリが一斉にエサを求めて飛び立ちます。その姿はまさに圧巻!!橋の上から見る人、川沿いに座って眺める人、船に乗って川の上から眺める人、いろいろな見方があります。橋の上は大体夜7時すぎくらいから人がでてきますので、夕食の前後に合わせてオースティンバットを見に行きましょう!
所要時間:1時間〜1時間半(待ち時間含む)
URL:Congress Bridge
その他周辺観光スポット:スティービーレイヴォーン像、Antone’s、Elysium、Emo’s
5.グラフィティパーク(Graffiti Park)
出典:TripAdvisor
ダウンタウンからほど近い北西にある公園で、州会議事堂からある程徒歩20分くらいで到着します。小高い丘に建てられた壁一面にスプレーでたくさんのカラフルなアートが描かれています。写真を撮る人、スプレーを持って絵を描く人、頂上にあがって街並みの写真を撮る人、実にいろいろな人がいきかっています。
2週間に1度の頻度でGraffiti(落書き)・アートは清掃されますが、すかさずすぐに新しい絵で埋まってしまうオースティンの観光スポット。スプレーをもって思い出の絵を描きにいってみては?
6.シックスス・ストリート(6th.Street)
出典:TripAdvisor
6thストリートはオースティンで一番賑やかな場所です。夜は歩行者天国になり、午後6時頃から今日を楽しもう!と助元民、観光客が集まり出します。ハイライトは夜9時頃からです。バーやレストランがあるので早めにお腹を満たして、ストリートを歩きながらブルース、ロック、ポップス、カントリー等、お好みの音楽を見つけて楽しみましょう!
ストリートには警官もよく見回ってくれているので治安の心配はあまり必要ありませんが、お酒を楽しむためにもダウンタウン近くのホテルの予約をとっておきたいですね!
こちらのオースティンガイドページで事前に好きなジャンルの音楽が楽しめるバー、ライブハウスを事前にチェックしてみるのもGOOD!!
URL:https://6street.com
その他周辺観光ポイント:ドリスキルホテル、Voodoo Doughnut、Waterloo Records等
7.サウスコングレス地区 SOCO
出典:TripAdvisor
以前はダウンタウンから川を渡ったサウスエリアはすたれたエリアでしたが、ここ最近の再開発で盛り上がる地区として生まれ変わりました。サウスコングレス地区(South Congress )は頭文字をとってSoCoと呼ばれ、現在では若者を中心にショッピングや音楽を楽しむことができるエンターテイメント地区として発展しつつあります。
ダウンタウンからコウモリで有名なコングレスアヴェニューブリッジを渡り、通り沿いを歩いていくとカラフルでメッセージ性のある店名のお店が並びます。ヴィンテージグッズ、ブティック、コスチュームショップ(ボブディランが衣装を買っていたことで有名)、雑貨屋さん、フードトラック、ビストロ、レストラン、ミュージックバーが並びます。
ゆっくり歩きながら、ウィンドウショッピングを楽しむこともできますし、思わず写真をとりたくなるようなアメリカらしい光景、景色、看板があるので、半日くらいかけていろいろと回ってみてください。お腹が空いたらやはりTEX-MEX料理を食べて欲しいですね。夜は1流のミュージシャンも出演するコンティネンタル・クラブを中心にミュージックバーもありますので、音楽好きにはたまらないエリアのひとつです。
8.レディバード・ジョンソン・ワイルドフラワーセンター
出典:TripAdvisor
36代ジョンソン大統領夫人であった、通称:レディバード・ジョンソン夫人が設立した国立ワイルドフラワー研究所は土着の植物の保存を目的としてはじまり、その後現在までにいたっています。
公園内にはセンターを一望できる塔やガーデンがあったりと、思ったより見所がたくさんあり、ゆっくりと時間をすごすのにもってこいの場所です。発展する街オースティンに自然をそのまま残す市民の憩いの場でもあります。
所要時間:1〜2時間<、無料パーキングあり
営業時間:午前9時〜午後5時
料金:10ドル(大人)
URL:https://www.wildflower.org
9.マッキンニーフォールズ州立公園
出典:TripAdvisor
SoCo地区からさらに南に車で5分くらいのところにある公園です。公園内にはいろいろなところにキャンプ設備があります。釣りを楽しみたい方は漁獲制限がありますので注意をしてくださいね。子どもから大人までスイミングを楽しむことができます。街中のスーパーでBBQの食材をかって出かけて、自然のなかで休日を楽しむ”テキサン”の気分を味わいましょう。
入園可能時間:午前8時〜午後10時(ゲートオープン時間)
料金:大人6ドル、12歳以下無料
URL(予約可能):https://tpwd.texas.gov/state-parks/mckinney-falls
その他周辺観光ポイント:サウスコングレス地区
↓↓テキサスを食べ尽くせ!!オースティンのおすすめレストランならここ!↓↓